川底の“穴”確認に向けた作業21日にも開始…水せき止めるためクレーンで土嚢投入を検討 漏水中の用水施設
愛知県豊田市の川から明治用水の水を取り込む施設で大規模漏水が起きている問題で、川底の穴の状況を確認するための作業が21日にも始まります。
豊田市の明治用水頭首工で大規模な漏水が発生した問題では、仮設ポンプの増設により工業用水の利用が一部再開された一方、農業用水の供給停止が続いています。
東海農政局では早期の復旧を目指していますが、関係者によりますと、21日にも300トン規模のクレーンを現場に配備し、穴の付近に土嚢を投入する対策を検討しているということです。
土嚢で川の水をせき止めて、穴の状況を確認した上えで具体的な復旧方法を検討するとみられています。
一方、愛知県は農業用水の供給再開に繋げるため工業用水を使用する事業者に節水を求めています。