Tシャツには“心の声”も…1週間で再び二軍の中日・伊藤康祐「鵜飼と同じ舞台で」中京大中京の同級生にライバル心
20日、ナゴヤ球場で行われたウエスタン・リーグ、中日対ソフトバンク戦に2番レフトで先発出場した中日・伊藤康祐選手が4打数2安打と存在感を示した。
伊藤選手は19日に一軍登録を抹消されたばかり。その悔しさを試合にぶつけていたのだ。
チームにコロナ陽性者が出る中で5月11日に一軍へ昇格したもののわずか1週間、4試合に出場しただけで二軍落ち。
試合後のインタビューでは一軍を経験して感じたこととして「バッティングの部分で追い込まれてしまうと、だいぶ不利になってしまうので何とか追い込まれる前に1球でとらえられる確実性が必要かなと感じた」と話した。
一方で一軍での手応えについてはあまり得られなかったとのこと。
そう語った伊藤選手のTシャツには”YAKYUU UMAKU NARITAI”と心の声が。そして「高校の同級生の鵜飼が頑張っているので、同じ舞台でやれるように頑張りたい」と中京大中京時代の同級生でルーキー・鵜飼航丞選手へのライバル心ものぞかせた。
高校卒業と同時、鵜飼選手より4年先にプロの舞台に足を踏み入れた伊藤選手の今後に注目していきたい。