1日、ナゴヤ球場で行われたウエスタン・リーグ、中日対ソフトバンクの試合、スタメンに名を連ねた根尾選手と郡司選手。

 実はこの2人、前日もナゴヤ球場で行われた昼のウエスタン・リーグの試合に出場し、その後バンテリンドームでの1軍の試合に向かっている。

 プロ野球では、1軍と2軍が同じ日に同じエリアで開催され、1軍に登録されながらも昼間に2軍の試合に出場し、そのままナイターに出場することを「親子ゲーム」と呼ぶ。

 今回の根尾選手、郡司選手はそれにあたる。狙いは出番の少ない若手選手が試合感覚を養うためだ。当然ナイター翌日のデーゲームは起きる時間も早くなり、選手もしんどいはず。それでもこの日、根尾選手はタイムリーを放つなど元気ハツラツなプレーを見せていたし、郡司選手に至っては特大ホームランで1軍選手としての存在感を見せた。

 親子ゲームへの出場は、期待の表れ。若い2人の今後の活躍に注目したい。