クルマが「ミドリムシ」で走ります。名古屋市港区のガソリンスタンドで10日、バイオディーゼル燃料・サステオを20%含む燃料の販売が始まりました。

 バイオ燃料が2割以上含まれるディーゼル燃料が一般向けに販売されるのは、日本で初めてだということです。

 サステオはミドリムシの油脂などを精製した燃料で、従来の軽油同様、燃やすとCO2は出ますが、ミドリムシの光合成でCO2を吸収するため、排出量は実質ゼロとみなされるということです。

 この燃料は、軽油と分子構造が同じでディーゼル車にそのまま給油できるということで、リッター300円で販売されています。

ユーグレナの出雲社長:
「自動車産業、内燃機関の技術と産業が日本一、世界一の集積地点です。名古屋で成功させて、全国の自動車産業に関わる方々に喜んでいただく」