内野手→外野手→内野手→投手へ…中日・根尾のこれまでの起用方法と成績 ファン以外からも議論沸き上がる
外野手として登録されている中日ドラゴンズの根尾昂選手が、ピッチャーとしての登録に変更されることがわかりました。
今シーズンは「外野手」としての登録で開幕を迎えた根尾選手。プロ入り後は「内野手」登録でしたが、秋季キャンプの時から立浪監督が外野手一本で勝負させる考えを示していました。
3月29日のホーム開幕戦では「6番・ライト」でスタメン出場、この日は4打数ノーヒットでした。
課題のバッティングで思うような結果が出せず、外野のポジション争いに食い込むことができずにいたところ4月21日、立浪監督が再び内野の「ショート」にコンバートする意向を示しました。守りの要・ショートとして守備が安定すれば、バッティングにはある程度目をつぶるという立浪監督の考えだったと言われています。
そして5月21日には、アウェイでの広島戦で、8回に野手登録のまま「ピッチャー」として1軍のマウンドに上がりました。いきなり150キロを投げ込み、1イニング無失点。
29日には、オリックス戦で2度目の登板。この時も1イニング無失点で、“センバツ優勝”投手が潜在能力を見せつけました。
ここまでの成績は、打率2割1分1厘、打点4、ホームランゼロ、投手としては登板2試合で2イニング無失点。ドラゴンズファン以外からも根尾選手の起用を巡って議論が沸き上がっていましたが、6月17日から「投手・根尾」として選手登録を変更し、本格的にピッチャーとして起用されるということです。