岐阜県高山市の乳がん検診で、検査結果を誤って伝えていたことがわかりました。

 高山市によりますと、誤った通知を受けていたのは去年乳がん検診を受けた40代から80代の女性3人で、いずれも検査結果が「要精密検査」だったにもかかわらず「異常なし」と通知されていました。

 市は高山赤十字病院に検診を委託していて、今年2月の検診で「要精密検査」となった40代の女性が、受診した際に前の年の検査結果と通知の内容が異なっていることが発覚したということです。

 3人は精密検査を受け「異常なし」や「経過観察」と判断され、治療の遅れといった健康への影響はありませんでした。

 病院が判定結果を記入する際に、ダブルチェックをしていなかったことがミスの原因だということです。