国の“節電要請期間”スタート…家電量販店や役所では可能な範囲で「電源オフ」ライトアップ時間短縮の施設も
7月1日から、全国の家庭や企業を対象にした政府の節電要請期間が始まりました。早速、家電量販店などが節電に取り組んでいます。
名古屋駅西側にあるビックカメラ名古屋駅西店。連日の猛暑で今年は早めにエアコンやスポットクーラー、扇風機の問い合わせがかなり増えていて、在庫が入ったらすぐ売れているといいます。
この店では、クーラーや扇風機などが前年と比べて60%増と飛ぶように売れています。
そんな中、テレビのコーナーは、一部のテレビは電源を入れずに展示されていました。6月23日から、展示しているテレビのおよそ2割で電源を切って節電しています。さらに照明機器も…。
ビックカメラ名古屋駅西店の担当者:
「(営業時間が)11時間ございますので、その間しっかりと消せることで節電もできるかと考えております。(接客で)その都度、点けさせていただければ」
名古屋市役所では…。
(リポート)
「今、正午になりました。チャイムと同時に部屋の電気が消されました。みなさん暗い中で黙食です」
名古屋市役所では正午から1時間、照明を消していて、今後はエレベーターの稼働台数を減らしたり、通路の照明を間引いて点灯することなども検討しているということです。
また、名古屋・栄の「中部電力MIRAITOWER」は、夜のライトアップの時間を短縮することを発表しました。