名古屋市港区では、地元の農家や住民が植えた「田んぼアート」が完成し、3日地元の人らにお披露目されました。

 3400平方メートルの田んぼに描き出された、大きな鳥。名古屋市港区と愛知県飛島村にまたがる藤前干潟に生息する「ミサゴ」です。

 この田んぼアートは、稲作が盛んな南陽地区などの地元農家や名古屋市などが手掛けているもので、3日は田植えに参加した住民らが完成したアートを展望デッキから見学しました。

 今年は藤前干潟のラムサール条約登録20周年を記念し、干潟で暮らすカニやハゼなどの動物が色とりどりの苗で表現されていて、雨の中集まった人からは感激の声が上がりました。