3か月の間空席が続いていた名古屋市の教育長に、元文部科学省の課長が起用されました。

 名古屋市の教育長をめぐっては2022年3月、市議会で河村市長が代表を務める「減税日本」元県議の前副市長を起用する人事案が、「政治的公平性に欠ける」などとして否決、3か月間空席となっていました。

 4日の市議会本会議で、元文部科学省課長でいじめ対策などに取り組んだ坪田知広さん(53)を教育長とする案が提出され、賛成多数で同意されました。

河村たかし市長:
「子供の好きな人生をみんなで大人が応援すると、そういう風に大転換を一つお願いしたい」

 河村市長から早速辞令を手渡された坪田さんは、「リーダーシップを持って子供たちの幸せのために経験を生かしたい」と意気込みを語りました。