愛知県豊橋市で、男子中学生がトラックにはねられ死亡した事故から7月5日で4年が経ち、亡くなった中学生の両親や警察官が交通安全を呼びかけました。

 2018年7月5日、愛知県豊橋市野依町の交差点で起きた事故では、自転車で登校していた中学1年生だった石渡睦規さん(当時13)が、トラックにはねられ亡くなりました。

 事故からちょうど4年となった5日、現場付近の通学路で両親や警察官らが生徒たちに声をかけながら登校を見守りました。

石渡睦規さんの母・真代さん:
「私の息子は『行ってきます』と出て行った後、『ただいま』と帰って来ることがありませんでしたので、どの子も元気に家に帰れる事を願っています。横断歩道を渡っているのは命ですので、運転する人達は皆さん、絶対に事故を起こさない、特に子供の命を守るという事を意識していただければ」

 豊橋署の管内では、今年に入り交通事故で3人が亡くなっています。