参議院選挙の投開票から一夜明け、東海3県の当選者が今後への決意を語りました。

 愛知選挙区では、自民党の藤川政人さん(62)や公明党の里見隆治さん(54)ら与野党の現職4人が再選を果たしました。

 国民民主党の伊藤孝恵さん(47)は、愛知の女性参議院議員として初めて2期目の当選を果たし、11日朝、犬山市の自宅で家族とともに喜びを語りました。

伊藤さん:
「愛知で国民民主党の議席を守れなければ、国民民主党が消えてなくなると思って選挙に挑んでいましたので、本当にそれはホッとしています。私たちは一回もサボっていないのに、やっぱり四半世紀、給料が上がっていないというのは、働く者が悪いんじゃなくて国の経済政策が間違っていた」

 岐阜選挙区では、自民党の渡辺猛之さん(54)が国民民主党の新人らを大差で下し、3期目の当選を果たしました。

 三重選挙区では、6年前の参院選で野党候補に敗れた自民党の山本佐知子さん(54)が初当選しました。

山本さん:
「安倍元総理に恥ずかしくない政治家になりたいなという思いです」

 山本さんは地元・桑名市の事務所で取材に応じ、選挙戦で応援に入った安倍元総理への感謝とともに「自分を律して頑張っていきたい」と意気込みを語りました。