岐阜県では7月12日、新たに1229人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。1人が亡くなったことも発表されています。

 感染がわかったのは、岐阜市や各務原市などに住む0歳から90代までの1229人です。1日の新規感染者が1000人を超えるのは2月22日以来、140日ぶりです。

 新たなクラスターも5件公表され、山県市の保育施設では園児30人や職員2人などあわせて43人に感染がわかっています。感染者は主に2つのクラスで確認されていますが、他のクラスにも拡大しているということです。

 このほか、土岐市と各務原市の高齢者福祉施設や、多治見市の障害者福祉施設でも新たなクラスターが確認されています。

 12日は、土岐市の90代男性が亡くなったことも発表されています。男性は体調不良になって医療機関に救急搬送され、その後の検査で新型コロナの感染がわかったということです。

 県によりますと男性には基礎疾患があり、ワクチンは接種済みだということです。亡くなった人は累計で351人になりました。

 県内の病床使用率は11日時点で21.0%、重症者は1人です。