岩手県の特産品を、東海地方のバイヤーに紹介する商談会が13日、名古屋市中区で開かれました。

 岩手県産のブドウで作られたワインに、カラフルなデザインでおなじみのサバ缶…。会場には、岩手県内の食品メーカーなど21の業者が集まり、東海地方のデパートやスーパーなどのバイヤーに試食を交えながら岩手の魅力をアピールしていました。

 ブランド牛の「岩手短角和牛」を1年以上熟成させた生ハムは、赤身肉の濃厚なうまみを楽しむことができます。

 この商談会は、東日本大震災で名古屋市が陸前高田市を支援したことがきっかけで始まり、今年で12回目になります。

 岩手県の担当者は「原材料などの高騰で大変な状況だが、販路拡大や新商品開発に繋げたい」と話していました。