三重県紀宝町のウミガメ公園で18日、保護したウミガメを放流しました。

 紀宝町のウミガメ公園ではウミガメの保護活動をしていて、今年2022もこれまでに7匹を保護し世話をしています。

 このうち推定年齢5歳から10歳のアオウミガメは、6月2日に御浜町沖で網にかかり保護され、当時は甲羅が一部割れるなどしぐったりとしていましたが、その元気を取り戻し、18日に放流されることになりました。

 子供たちが長さ51センチほどの大きな甲羅に触れながら別れを伝えると、その後、海岸に運ばれたウミガメは20メートルほどを元気にゆっくりと歩き、寄せた波の中に消え海に帰っていきました。