2021年7月、会場宛に届いた郵便物が破裂する事件が起き、会期の途中で中止された「表現の不自由展・その後」の作品を展示する展示会が、8月に名古屋で開かれることになりました。

 この展示会は、2019年に抗議などが相次いだ「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」の作品を展示するもので、慰安婦問題を象徴する少女像などが展示されます。

 展示会を主催する団体は「作品には色んな考え方や捉え方がある。それを自由に受け取って自由に考えて自由に議論するのが、本来の民主主義社会のあり方」と話しています。

 この展示会は去年7月にも開かれましたが、会場宛に届いた郵便物が破裂する事件があり、7日間の会期のうち4日を残して中止されていました。

 日程は8月25日から4日間で、名古屋市中区栄の「市民ギャラリー栄」で事前予約制で開かれます。