岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷で、特産の「飛騨山椒」の収穫が最盛期を迎えています。

 青々と木に実った小粒の実。このあたりでは、「高原山椒」という品種の山椒を栽培していて、従業員たちが脚立にのぼり、鈴なりに実った山椒を丁寧に摘み取っていました。

 飛騨山椒は爽やかな柑橘系の香りと強いしびれが特徴で、室内で2日ほど乾燥させたあと、屋外で天日干しにして仕上げるということです。

 飛騨山椒の収穫は8月19日ごろまで続き、関東地方のウナギ店やセレクトショップなどに出荷されます。