車にいた男性「マジかと思った」名古屋の繁華街で街路樹が倒れ信号待ちの車“直撃” 高さ約17mで根元腐食
名古屋中区栄の繁華街で17日午後、街路樹が倒れ、信号待ちの車を直撃しました。
(リポート)
「街路樹が根元から完全に折れて、片側の道路を塞いでしまっています。倒れた木は乗用車にも当たっています」
17日午後0時半ごろ、名古屋市中区栄三丁目の大津通で、突然街路樹が根元から折れて倒れ、信号待ちで停車していた乗用車のボンネットを直撃しました。
乗用車には30代の夫婦が乗っていましたが、ケガはありませんでした。
乗用車の運転手:
「聞いたことのないようなメリメリっていう、何かおかしいなっていう音が聞こえてすぐに倒れてきたので、何もすることはできなかったんですけど。ちょっと怖かったです。マジかと思いました。こんな所で木が倒れてくるなんて想定もしてなかったので」
街路樹を管理する名古屋市によりますと、倒れたのは幹の直径およそ45センチ、高さおよそ17メートルのケヤキ。根元が腐食したほか、風が強く吹いたことなどが原因と考えられるということです。
市は月に複数回、目視で街路樹の点検をしていて、倒れた木も8月5日に点検していましたが、問題は見当たらなかったとしています
普段多くの人で賑わう名古屋・栄の大津通。今回ケガ人はいませんでしたが、名古屋市は今週中に、市内全ての街路樹のケヤキを緊急点検をする方針です。