名古屋市の中心部で、自動運転の実証実験が行われました。

(リポート)
「都心部を走る小型バスに乗っています。運転席を見るとハンドルがなく、自動で走行しています」

 愛知県による実証実験が行われたのは、名古屋駅近くから栄を結ぶ道路で、9月1日は自動運転用の電気自動車で実施されました。

 車は14人乗りの小型バスですが、ハンドルやアクセルはなく、3Dマップや最新のGPSで位置を把握して走行し、障害物を検知すると自動で減速するシステムで、交通量が多く高層ビルが立ち並ぶ通りで正常に機能するかなどを確認していきました。

大村愛知県知事:
「ますますスムーズになって、実用化がすぐそこまできている」

 県は2024年に名古屋駅と鶴舞を自動運転のバスで結ぶ計画で、この実証実験は9月末まで行われます。