名古屋市は、2両編成のバスを使った新たな公共交通システム「SRT」について、リニア中央新幹線の開業時までに、名駅=栄間を優先した2つのルートで導入する方針を明らかにしました。
14日の市議会で、自由民主党・斎藤高央市議からの質問に名古屋市が答えました。
導入されるルートは、名駅=栄間を結ぶ「東西ルート」と、名古屋城や大須などの都市部を結んだ「周回ルート」で、リニア開業を見据えて都心部の移動を強化する目的があるということです。
名古屋市では9月、SRT実用化に向け、一般市民を乗せて運行する社会実験も実施していて、今後名駅=栄間の東西ルートを優先して導入を進めるとしています。