新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンの接種が、20日から全国で始まりました。今後、東海3県でも順次接種が始まる予定です。

 20日、東京都港区の会場で午前9時半ごろから始まった、オミクロン株対応ワクチンの接種。このワクチンは、新型コロナの従来型とオミクロン株のうち「BA.1」の成分を組み合わたもので、現在主流となっている「BA.5」にも一定の効果が期待されています。

接種を終えた男性:
「前回打ったのは3月です。自分の周りで結構かかっている方がいらっしゃるので。気を付けて自分がかからなければ人にうつさないという形で接種しています」

 まずは、3回目接種から5か月以上経過した60歳以上や医療従事者などが対象で、10月半ばをメドに、2回目までの接種を終えた12歳以上の全ての人に拡大される方針です。

 自治体ごとに接種の開始日は異なりますが、三重県の一見知事は20日、県の集団接種会場でのスケジュールを発表しました。10月1日には津市の「ツッキードーム」で、2日は四日市大学、8日には県庁伊勢庁舎で、それぞれ500人から700人規模で接種が行われます。