サッカー界のレジェンド・三浦知良選手が29日、三重県鈴鹿市の小学校で特別授業を行い、子供たちに「夢の大切さ」を伝えました。

 鈴鹿市の「椿小学校」。6年生が待つ教室に現れたのは、サッカー界のレジェンド『キングカズ』こと、JFL・鈴鹿ポイントゲッターズの三浦知良選手(55)です。

「夢で逢えたら」をテーマにした特別授業の先生を務めました。

三浦選手:
「自分が小学校の時に描いていた夢だったり、その夢に向かって頑張ったことだったり、そういうことをみんなと楽しく話せたらいいなと思っています」

 授業で夢の大切さを訴えたカズさんに、子供たちは…。

男子児童:
「くじけたりしても諦めなかったら、カズさんみたいなサッカー選手になれるんだなということがわかりました」

別の男子児童:
「世界に名前が知れ渡るように、すごいサッカー選手になりたいです」

三浦選手:
「僕はブラジルに行ってサッカー選手になりたいという夢があったので。諦めない、夢を持ち続けることが大事じゃないかなと思います。目標があれば、つらいことがあっても頑張れますので」

 三浦選手の強い希望で実現したこの授業。10月にも鈴鹿市内の小学校を中心に数回行われる予定です。