最終学歴“未就学・小卒”が1万6千人超…県立の『夜間中学校』三重県が新設検討 2025年度開校目指す
三重県が、不登校など様々な理由で義務教育を受けられなかった人を対象にした県立の「夜間中学校」の新設を検討していることがわかりました。
三重県内には、2020年の国勢調査で最終学歴を「小学校卒業」や「未就学」とした人が1万6000人以上いることがわかっていて、県は2021年度から津市と四日市市で夜間中学の体験教室を開くなど検討を進めていました。
学区は県内全域とする予定で、開校時期は2025年度を目指しているということです。
公立の夜間中学校が設置されれば東海3県では初めてで、県は各市町の教育委員会と連携しながら設置場所やカリキュラムなどを決めるとしています。