日本初の鉄道開業から150年…開業当初の路線で実際に走行していた『蒸気機関車12号』明治村で修理経て試運転
日本初の鉄道が開業してから14日で150年です。愛知県犬山市の明治村では、鉄道開業当初の路線で活躍した蒸気機関車が走りました。
蒸気機関車12号は、1872年に新橋=横浜間で開業した日本初の鉄道で実際に走行していた車両で、明治村では48年前から村内を走行させて保存していました。
部品の破損などで、およそ3年間にわたって修理をしていましたが、鉄道開業150年を迎えた14日に合わせて、試運転が行われました。
小学6年生の男の子:
「煙とか出てて、とても迫力がありました」
別の小学6年生の男の子:
「直したら走れるというのがすごいと思いました」
博物館明治村の担当者:
「明治時代の車両に乗っていただく機会はほぼないと思いますので、できる限り長く続けていくのが私どもの使命だと思っております」
今後は試運転を繰り返し、異常がなければ客を乗せての運転再開を目指します。