“旅する蝶”と呼ばれる「アサギマダラ」が、三重県御浜町で優雅に飛び回っています。

 アサギマダラは渡り鳥のように1000キロ以上を移動する蝶で、春から夏にかけては日本列島を北上し、秋になると九州や沖縄、遠くは台湾まで南下します。

 御浜町上野の畑では10月15日にアサギマダラの飛来が確認されると、日に日にその数は増え始め、今では1日200匹以上を目にすることができます。

 この畑には、アサギマダラが好むフジバカマの花が200株植えられていて、蜜を求め優雅に飛び交う姿を、訪れた多くの人が写真に収めていました。

 アサギマダラは11月初めごろまで見られるということです。