愛知県東海市の工場で31日午後、作業員らが相次いで体調不良を訴えました。

 警察などによりますと、31日午後2時前、東海市新宝町にある東レ・デュポン東海事業場で、排気ダクトの清掃をしていた40代から60代までの男性作業員4人が、相次いで体調不良を訴えました。

 4人は病院に搬送され、このうち59歳の男性が、一時意識不明の重体となりましたが、その後意識を取り戻し、会話もできるということです。

 4人は工場からのダクトの解体や掃除を朝から続けていたところ、1人が体調不良を訴え、その後交代や助けに行った作業員が次々と体調不良になったということです。

 警察は、4人の症状から一酸化炭素中毒になったと可能性もあるとみて、原因を調べています。