藤井聡太五冠が初防衛を目指す、将棋界最高峰のタイトル「竜王戦」第4局の2日目が始まりました。

 8日から京都の福知山城で開かれている竜王戦の第4局。中盤戦の佳境を迎えたところで2日目が始まり、午前9時ごろに挑戦者の広瀬章人八段(35)の封じ手が開かれ、対局が再開しました。

 竜王戦七番勝負はここまで藤井五冠(20)の2勝1敗で、勝てば竜王のタイトル初防衛に王手がかかります。広瀬八段は勝って巻き返したいところです。

 形勢は藤井五冠がリードしていて、広瀬八段が反撃のチャンスを窺っています。対局は9日夜までに決着する見通しです。