岐阜県の古田知事は医療ひっ迫が近づいているとして、県独自の「医療ひっ迫警戒宣言」を発出し、感染対策強化への協力を求めました。

古田岐阜県知事:
「かつてない規模の感染爆発になるのではないか。岐阜県医療警戒ひっ迫宣言を発出して諸々の対策を要請することに至った」

 岐阜県の古田知事は29日午後の会見で、感染者の増加に伴い病床使用率が40%を超え医療ひっ迫が目前に迫っているとして独自の「岐阜県医療ひっ迫警戒宣言」を発出しました。

 宣言では、県民に対して感染リスクが高い混雑した場所などへの外出や大人数の会食への参加を慎重にするよう求めるほか、年内のワクチン接種を加速するよう呼びかけています。

 岐阜県では29日、新たに3500人に新型コロナウイルスへの感染が確認されています。