岐阜・飛騨地方の正月飾り…『花もち』作りが最盛期 木の株から伸びた枝に紅白の餅を巻き付ける
岐阜県高山市では飛騨地方の正月飾り「花もち」作りが最盛期を迎えています。
花もちは木の株から伸びた枝に、食紅で赤く色付けた餅と白い餅を巻きつけて作る飾り物で、飛騨地方の正月飾りとして親しまれています。
高山市の「飛騨の花もち組合高山工房」では近所の女性たちが集まり、餅が固くならないようストーブで部屋を暖かくして餅を枝につける作業が進められていました。
この工房では1本の枝だけの「枝花もち」や、高さ2メートル程もある大きな「株花もち」なども作られています。
11月中頃から始まったこの花もちづくりは今が最盛期で、作業は12月25日まで続きます。