年末年始の行動変化で感染者数がどうなるのか、AI=人工知能を用いて感染者数の予測をしている名古屋工業大学の平田晃正教授に伺いました。

 2つの試算があり、赤い線は年末年始の移動や飲み会などの行動が活発だった場合の試算では、1月10日前後にピークがきて、東京の1週間平均の感染者数が2万8000人ほど、日によっては3万人を超える日もあると予測しています。

 青い線は移動や飲み会などの行動が控えめだった場合の試算で、こちらもピークは1月10日前後ですが、1週間平均の感染者数が1万9000人弱ということで、1日の感染者数で1万人ほどの差が生じると予測されています。

 行動が「活発」の基準については、平田教授によると、2021年の年末に比べて「やや上回っていて感染対策が十分でない」状態を想定しているということです。