岐阜県庁の新しい庁舎が完成しました。360度の眺望が楽しめるスペースもあります。

 16日、竣工式が行われた新しい岐阜県庁。現在の庁舎の隣に建設され、およそ半世紀ぶりに新庁舎に生まれ変わりました。

 地上21階建ての「行政棟」と地上6階建ての「議会棟」の2つからなり、その内装には岐阜県産の木材がふんだんに使われ、1階のギャラリーには美濃和紙や岐阜和傘といった伝統工芸品を展示。

 20階に設けられた展望スペース「清流ロビー」は、360度の眺望が楽しめる空間で、岐阜市内はもちろん、天気が良ければ名古屋駅前の高層ビル群も望めます。

 また、行政棟の5階に災害対策本部用のスペースや、災害情報を集約するセンターが設けられるなど、機能面も強化されました。

古田岐阜県知事:
「私どもとしては、これは単なるお引っ越しではない、新しい県政の始まりであると。全ての県民の皆さまにこの施設を使っていただきたい、生かしていただきたい」

 新しい岐阜県庁は、1月4日供用開始です。