女子生徒にわいせつな行為をしたとして、愛知県の高校教師が懲戒免職処分となりました。

 三河地方の県立高校に勤める29歳の男性教師は、2021年4月から10月にかけ、女子生徒に対し、教室や生徒の自宅などで複数回キスをしたほか、服の上から胸を触ったり股間を触らせたりするわいせつ行為をしていました。

 男性教師は女子生徒の元担任で、県の教育委員会の聞き取りに対し、「生徒への好意を抑えられなかったのは、自分の未熟さ・思慮の浅さが招いたと考えている」と話しているということです。

 県教委は男性教師に21日付で懲戒免職処分を下しました。

 また県教委は21日付けで、男子児童に対し足を払って倒すなどの体罰で軽傷を負わせたとして、尾張地方の公立小学校の男性教師(45)にも減給10分の1・1カ月の懲戒処分を下しています。