この年末年始は3年ぶりに行動制限がなく、海外で過ごした方も多くいました。どう過ごしたのか、愛知県常滑市の中部国際空港で聞きました。

 3日の中部国際空港。国際線の到着ロビーでは、朝から大きなスーツケースを持った人たちが続々と帰国しました。

グアムから帰国した男女:
「グアム。4年ぶりとか。海入りました。パラセーリングとかジェットとかウェイクボードとか。体中筋肉痛です」

 社員旅行で同僚と5日間バンコクに行ったという男女の目的は…。

バンコクから帰宅した男女:
「インスタ映えする観光名所を回ったりとか、ニューイヤーの花火大会をみんなで見てきました。あとは、日本では見られないような夕焼けの色を見てきました」

 シンガポールやタイを訪れた夫婦は…。

シンガポール・タイから帰国した夫婦:
「最初にシンガポールに行って、そこからプーケット、あとはバンコクに行って帰ってきました」

 12月中旬に結婚式を挙げ、そのまま新婚旅行へ。ところが…。

シンガポール・タイから帰国した夫婦:
「初日に荷物が全部なくなって」
「飛行機で荷物がうまく届かなくて。まず最初に服とかを全部買うところから新婚旅行が始まるという…」

 その後、無事荷物は届き、ゆったり旅行を楽しんだということです。2人が結婚したのは2021年8月。コロナの影響で結婚式と新婚旅行が遅れていました。

シンガポール・タイから帰国した夫婦:
「コロナもあったのでだいぶ先延ばしにしていて、1年半くらい、結婚式もとりあえずやめておこうと。海外旅行の規制が解除されるまで待っていた」

 台湾から帰国した別の家族にも話を聞きました。

台湾から帰国した家族:
「少しは遊んだんですけど、ほとんど引っ越しの準備をしていました」

 5年間赴任していた台湾から帰国することに。荷造りで年末年始はほとんど終わってしまったそうです。

台湾から帰国した家族:
「最初は戸惑うこともあったんですけれど、じきに慣れて第二の故郷になったかなと思っています」

 今年からは心機一転、日本での生活が始まります。

 3年ぶりに行動制限がなくなった年末年始ですが、予約数ではコロナ前のまだ2割ほどだったこの年末年始。今年は海外との往来がますます活発になっていくのでしょうか。