名古屋市西区で7日、消防士や消防団員による出初式が3年ぶりに開かれました。

 名古屋市西区の庄内緑地で開かれた出初式には、名古屋市消防局の消防士などおよそ1400人が参加し、河村たかし市長が「名古屋の消防は通報から病院到着までの早さが日本一。人の命を助ける最も勇気のいる仕事」などと訓示しました。

 新型コロナの影響で出初式が開かれるのは3年ぶりですが、救急搬送に影響が出ないよう、今年は救急車による分列行進はありませんでした。

 また南海トラフ地震を想定し、高所に取り残された人をハシゴ車で救出したり、ケガ人をヘリコプターを使って搬送する訓練も行われました。

 式の最後には大勢の市民が見守る中、庄内川に向かって一斉放水が行われました。