2022年の貿易収支が全国では過去最大の赤字となる中、名古屋税関では7兆円あまりの「黒字」となりました。

 名古屋税関が19日に発表した、管内の輸出額から輸入額を差し引いた2022年の貿易収支は、7兆7847億円の黒字でした。

 円安や原材料価格などの高騰で輸入額が過去最高に達しましたが、ロックダウンがあった中国向けを除き自動車の輸出が堅調で、円建ての金額も膨らみ輸出額も過去最高となりました。

 全国ベースの貿易収支は過去最大の19兆円以上の赤字となる中、東海地方では製造業が輸出を下支えしましたが、黒字額は2年ぶりに減少しています。

【動画で見る】全国で過去最大の赤字の中…2022年の名古屋税関管内の貿易収支は7兆7847億円の「黒字」輸出額過去最高に