将棋の王将戦・第3局は、タイトルを持つ藤井聡太五冠に挑む羽生善治九段が50手目を封じ、初日を終えました。

「王将」の初防衛を目指す藤井五冠に、タイトル通算100期に挑む羽生九段。1勝1敗のタイで迎えた王将戦の第3局は金沢市のホテルで始まりました。

 藤井五冠の先手で始まった対局は予想外の出だしとなり、戦型は羽生九段の「雁木」に藤井五冠が先に攻める形となりました。

 初日は午後6時頃、羽生九段が長考の末に50手目を封じて終了。対局は29日9時に再開し、夜までに決着がつく見通しです。