「名古屋テレビ塔」として国の重要文化財に指定された、中部電力MIRAITOWER。8日、文化庁の指定書が、運営会社の大澤和宏社長に手渡されました。

 1954年に完成した名古屋テレビ塔は、地上180メートルと当時全国一の高さを誇った日本初の集約電波鉄塔で、戦後復興のシンボルとして名古屋で親しまれてきました。

 歴史や技術的な価値が評価されたことを受け、大澤社長は「光栄に思う。国民的財産として維持だけでなく、ためになる活動をしていくのが役割だ」と話していました。

 重要文化財への指定を記念し、中部電力MIRAITOWERは今後、市内の小中学校の学校行事として子どもたちを展望台に無料招待するということです。

【動画で見る】歴史や技術的な価値を評価…「名古屋テレビ塔」国の重要文化財に指定 文化庁から運営会社に指定書交付