「同性婚が気持ち悪いと言って何がいけない」…SNSに差別的投稿繰り返した県議に“辞職勧告”を市民が議会に要望
同性婚を「気持ち悪い」などとSNSに投稿した愛知県議に対し、辞職勧告をするよう市民が議会に要望しました。
27日、愛知県議会議事堂には、ジェンダーの平等を求める団体やLGBTQの当事者たちが集まり、それぞれの会派に渡辺昇県議の議員辞職勧告決議を求める要望書を渡しました。
渡辺県議は2022年9月、SNS上で「同性結婚なんて気持ち悪いことは大反対」などとコメントし、団体などから抗議を受け謝罪しましたが、2023年1月、再びSNS上に「同性婚が気持ち悪いと言って何がいけないんですか」などとコメントしていました。
ジェンダー平等を求める団体のメンバー 風間孝さん:
「一度謝罪したにもかかわらず、再びの差別発言に大変怒りを覚えている。性的マイノリティの方がどれほど絶望を感じたか」
渡辺県議は取材に対し、「何も聞いていない。わからないのでコメントできません」としています。