名古屋市は3日の市議会本会議で、4月1日から新たな救急隊「ブルーエイト」を2隊導入する方針を示しました。

 救急要請が多い日中の時間帯に、市内2カ所から消防本部が直轄で運用し、救急車のデザインには青いラインを施す予定です。

 名古屋市では、市内全体の救急隊稼働率が80%を超えた場合に、各消防区の「非常用救急車」を稼働させていますが、これに加える形で稼働率が上昇している区に「ブルーエイト」を予め配備し、出動要請に備え待機させます。

 名古屋市では2022年の1年間の救急出動件数が過去最多を更新していて、救急要請により速やかに対応できるよう体制を強化する目的です。

※画像は名古屋市提供

【動画で見る】消防本部が直轄で運用…名古屋市が新たな救急隊『ブルーエイト』2隊導入の方針 救急要請に対する体制強化