4月に実施される統一地方選で、2つの公務員の労働組合が自民党候補を推薦することがわかりました。

 4月の統一地方選で自民党の公認候補を推薦するのは、岐阜県職員組合と愛知県の小牧市職員組合です。

 2つの組合は、これまでの選挙では主に旧民主党系の議員を支援してきましたが、2022年にいずれも所属していた連合傘下の自治労県本部から脱退していました。

 関係者によりますと、岐阜県職員組合では県議選で自民党の候補者23人の推薦を決定し、小牧市職員組合も県議選で近隣の選挙区の自民党の候補者1人などを推薦するということです。

 岐阜県職員組合の内記淳司中央執行委員長は「多くの現場の声を届けるためにこの判断をした。声を聞いてもらえる議員が増えることを期待したい」とコメントしています。

【動画で見る】連合傘下から2022年脱退…岐阜県職員組合と愛知の小牧市職員組合が「自民党候補」を推薦 4月の統一地方選で