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侍ジャパンの3大会ぶりのWBC優勝に、東海地方も沸きました。
日本時間では、平日の朝の戦いとなった侍ジャパンの決勝戦。午前8時ごろ、名古屋駅前の交差点で信号待ちをしていた人たちは、ほぼ全員がスマートフォンを手にしていました。
男性:
「今から仕事です。(試合が)気になって」
別の男性:
「新幹線だったので大喜びはできなかったですけど」
平日にもかかわらず、名古屋市中区のスポーツバー「コート・オブ・アームズ」には多くの客が訪れていました。店は21日の準決勝に続き、お馴染みのポーズができるようにペッパーミルを50個用意し、大一番に向けて準備万端です。
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名古屋市熱田区のフィンドレーさん一家。
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12年前に来日した夫のバジルさん(53)は、ニューヨーク育ちのアメリカ人です。語学留学でニューヨークを訪れていたさおりさん(49)と出会い、結婚しました。今は夫婦で英会話教室を経営しています。
さおりさんと長女は日本、バジルさんと次女、長男はアメリカと、応援は真っ二つに分かれました。
各地で盛り上がる中、始まった大一番。3大会ぶりの世界一奪還を目指す日本は、2回表に手痛い一発を浴びます。
2回ウラ、21日に劇的なサヨナラタイムリーを放った日本の三冠王・村上宗隆選手が同点ホームラン。この回、ヌートバー選手の内野ゴロの間に逆転に成功します。
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スポーツバーは盛り上がっていました。
女性客:
「絶対勝つと信じて、半休もらって応援しに来ました。上司にOKをもらって、お昼からまた仕事します」
通勤の途中や仕事の合間など、スーツ姿の人も入れ替わりで店に立ち寄り、中継映像を見ながら声援を送りました。
仕事途中で来店した男性:
「休憩にしました。しばらくいようかなと思っています。11時くらいまで」
さらに1点を追加し、5回のマウンドにあがったのは、中日ドラゴンズ・高橋宏斗投手(20)。20歳の侍が大舞台で躍動しました。
鋭く落ちるスプリットと最速156キロの直球で、アメリカの上位打線を無失点に抑えます。
三重県出身のセットアッパー・湯浅京己投手の登板はありませんでしたが、地元の尾鷲市からも侍ジャパンへの声援が送られました。
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1点リードのまま9回のマウンドには、ここまで二刀流で大車輪の活躍をしてきた大谷翔平投手。
最後はトラウト選手から三振を奪い、日本が3大会ぶりに世界一を奪還しました。
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スポーツバーの客ら:
「神様~!いますね、ありがとうございます」
「最高です!日本ありがとう!」
「もうしびれました。歴史に立ち会えたという感じ」
「応援した甲斐がありました。この後は頑張って仕事します」
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名古屋駅前では、WBC優勝を伝える号外が配られました。
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男性:
「ゲットしました。最高です」
女性2人:
「日本優勝おめでとう!イエ~イ!」
岐阜市のフルーツショップ「大熊果実店」では、優勝を祝って早速イチゴのセールが実施されました。
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通常864円のイチゴを、ワンコインの500円で販売しました。
大熊果実店の店長:
「2日連続でこんな感動はないし、日本代表の皆さんにおめでとうと言いたいです」