包丁を体に当て叱責や土下座強要等…10年前のパワハラで高校の50歳男性教師に懲戒処分 3人が退職や休職
以前勤務していた学校で、職員に対し体に包丁を当てて叱責するなどのパワハラ行為をしたとして、岐阜県の高校教師が懲戒処分されました。
岐阜県教育委員会によりますと、岐阜農林高校の50歳の男性教師は2013年度からの3年間に、当時勤務していた高校などで男女6人の職員に対し、包丁を体に当てて叱責したり、土下座を強要したりするなどのパワハラ行為をしていました。
パワハラ行為を受けた職員のうち3人は、退職や精神疾患による休職をしていました。
聞き取りに対し、男性教師はパワハラ行為を認めていないということですが、県教委は減給10分の1、5カ月の懲戒処分を下しました。
この男性教師のパワハラ行為を巡っては、県教委は2015年度に把握していましたが、その際は学校を通じて指導したところ改善がみられたため、懲戒処分はしていなかったということです。
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