三重県の松阪市役所に、リオデジャネイロ五輪レスリングの金メダリスト・土性沙羅さんが入庁し、辞令交付式に臨みました。

 ケガの影響で3月に現役を引退した土性さん(28)は、地元・松阪市の一般職員として採用され、3日朝、竹上真人市長から配属の辞令を受け取りました。

 土性さんは教育委員会スポーツ課に配属され、スポーツ振興などに取り組むということです。

土性沙羅さん:
「懐かしい私の大好きな松阪市に帰ってくることができて、とても嬉しく思います。私自身オリンピックに2度出場させていただきまして、他の人にはない経験もたくさんしてきていると思うので、挫折だったり勝ったときの嬉しさだったり、いろんなことを市民の皆さんや子供たちに伝えられたらいいなと思っております」