黄砂がいよいよ日本へ飛来しようとしています。

<中国のSNS>
「おー!いつもと違う」
「砂嵐のど真ん中だ!何だか火星にいるみたい」

 すでに黄砂が飛来した中国・北京。

(リポート)
「北京市では現在も黄砂に関する警報が発令されていて、今も見通しが悪い状態が続いています」

 11日の北京市内。車のボンネットには「砂」が。マスクやゴーグルをつけて出勤する人たちの姿もありました。

北京市民:
「頭がぼーっとする。呼吸もしづらい。砂の味がする」

 ただ、1日明けて12日は北京市のピークを過ぎたようで、公園では運動をする人たちも見られました。

女性:
「(黄砂がひどいときは)子供を外に遊びに連れて行けない、室内の運動だけ」

別の女性:
「マスクはずっと着けている。もし天気が悪かったら来ない」

 この黄砂、北京から朝鮮半島、日本海、そして12日午前には福岡市に到来。前線が通過した後、東海3県にもやってきます。

 まだ影響が出ていない名古屋ですが、街の人に聞いてみると、黄砂と花粉の「Wパンチ」を心配する声や、すでに対策を考えている人もいました。

街の人ら:
「旦那が結構花粉とかでやられているので、(黄砂が)プラスアルファで来るんだったらちょっとかわいそう。(子供に)影響があるんだったら、ちょっとお出かけはやめておこうかなと思います」

「花粉症もあるので、家から出ない」

「車の洗車は黄砂が終わってからにしようかなと。なるべく外には出ずに、室内に引きこもって体調管理したいと思います」

 黄砂の飛来は、東海3県では13日朝にかけピークを迎える見通しです。

※画像は気象庁HPより

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