トヨタ自動車は、2022年度の決算を発表しました。売上が37兆円を超え、過去最高です。

 トヨタ自動車によりますと、2022年度の売上高は2021年度からおよそ18%増え、37兆1542億円で、2年連続で過去最高を更新しました。

 純利益は2021度より14%減って2兆4513億円と、4年ぶりに減益となりました。

 国内外で販売台数が増えたことに加え、円安が追い風となり売上高を押し上げましたが、鋼材など原材料価格の高騰が北米やヨーロッパを中心に大きく影響し、減益につながったということです。

 2023年度の世界生産台数については「半導体需給が改善してきている」として、2022年度より1割ほど多い1010万台を見込んでいます。

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