スタッフが防犯カメラ見る中“1分間”で…肉の無人販売店で総額20万円の窃盗被害「速すぎて止められず」
17日未明、愛知県東浦町の肉の無人販売店で現金などが盗まれる事件がありました。犯行の一部始終を防犯カメラが捉えていました。
愛知県東浦町の肉の無人販売店「おウチdeお肉 東浦店」で17日午前2時ごろ、店の4台の防犯カメラが捉えた映像。
フードを被った不審な人物ともう1人。手にはバールのような物を持っています。
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不審者は店の売上金が入ったレジを強引にこじ開けました。中に現金が入っているのが確認できます。
もう1人が両替機を力任せに持ち上げて配線を引き抜き、抱きかかえるようにして持ち去ります。その犯行時間はわずか1分ほどでした。
被害に遭った店のスタッフ:
「スマートフォンに(来店を知らせる)通知が来ていたので、たまたま見ていたところ、そういう行動をされていて、ただ速すぎて止めることができなかったですね」
防犯カメラの映像をスマートフォンで見られるようにしていて、すぐに警察に通報しましたが、警察官が駆けつけた時には2人の姿は既になかったということです。
盗まれたのは、レジの売上金4000円ほどと両替機の現金およそ3万円ですが、壊されたレジの修理代や両替機の買い替えなども含め、被害総額は20万円に上るといいます。
被害に遭った店のスタッフ:
「一生懸命やってきましたので、地域のお客さまに喜んでいただけるように。そういった気持ちが折れそうになっていますけど、また頑張ります。犯人が捕まることを祈っております」
映像をよく見ると、2人が出てくるのを待っていたかのように、店の前に横付けする車が映っていました。他にも共犯者がいた可能性があります。
店は被害届を提出し、警察が窃盗事件として捜査しています。