三重県桑名市のこども園で、園児に長時間にわたり給食を食べるよう強要するなどの「不適切保育」が確認された問題で、こども園は25日、緊急の保護者説明会を開きました。

 桑名市の私立「長寿認定こども園」は、25日午後2時から全クラスの保護者を対象に説明会を開き、およそ100人が参加しました。

 説明会は5時間にわたって行われ、出席した保護者らによると、不適切保育について質問が相次いだものの、こども園側からの説明が不十分で会は紛糾したということです。

保護者:
「ずっと『調査中だから』と」

別の保護者:
「今実際に現場に出てないのは6人の先生と聞いていて、それ以外にも1名、そういう行為があったにもかかわらず現場に出てる先生がいると聞いた」

 このこども園では市の調査で数十件の不適切保育が確認されていて、市が今後県と合同で特別監査を実施する予定です。

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