将棋の藤井聡太六冠の『叡王』タイトル3連覇から一夜明け、地元・愛知県瀬戸市はお祝いムードに包まれています。

 快挙から一夜明けた29日、瀬戸市役所のロビーには職員が「叡王防衛達成」と書いたパネルを設置していました。

瀬戸市民ら:
「挑戦するのも難しいと思うんですけど、防衛するのはもっと難しいと思っているものですから。素晴らしいことだと思います」

「名人戦が気になりますね。史上最年少ですよね。ぜひ取ってほしいです」

「絶対やってくれると思います」

 名人戦と並行して叡王戦の防衛に臨んでいた藤井六冠。28日に岩手県で行われた第4局では、同じ局面が4回現れる「千日手」で二度の指し直しの末勝利し、叡王3連覇を達成。六冠を維持しました。

 28日の終局が夜遅かったこともあり、地元の商店街では29日午前に再びくす玉が割られ、藤井六冠の快挙を祝っていました。