日本を代表する書道家の作品を集めた展覧会が、30日から名古屋で始まりました。

 名古屋市東区の愛知県美術館ギャラリーでは、会派を超えた全国の書道家の作品を集めた「日本の書展」中部展が始まり、会場には741点が並んでいます。

 中にはコメダ珈琲の看板の文字も手掛けた、名古屋市出身の書道界の巨匠・樽本樹邨さんによる作品もあり、中国の風景をうたった詩を力強い楷書体で表現しています。

 会場にはこのほか、夏目漱石の俳句を素朴で柔らかな筆使いで書にした作品なども展示されています。

 この展覧会は愛知県美術館ギャラリーで、6月4日まで開かれています。