愛知県内に住む40代の男性が「サル痘=エムポックス」に感染したことがわかりました。東海3県では2例目です。

 愛知県によりますと、40代の男性は発熱や倦怠感などを訴えて5月30日に医療機関を受診し、PCR検査の結果、エムポックスへの感染が確認されました。

 海外渡航歴はなく、詳しい感染経路は分かっていませんが、男性の状態は安定しているということです。

 感染症法の改正でサル痘から呼び方が変わったエムポックスは、2022年に欧米を中心に流行したウイルス性の感染症で、患者の血液に触れた場合などに感染する恐れがあります。

 東海3県での確認は2例目で、愛知県は発熱や頭痛といった感染を疑う症状がある場合はかかりつけ医などに相談するよう呼びかけています。