三重県菰野町の御在所岳で6月4日、クライミングをしていた男性が転落して負傷し、病院に搬送されました。今回の大雨の影響で、濡れていて滑りやすくなっていたということです。

 4日午前10時45分ごろ、御在所岳の一の壁で「一緒にクライミングをしていた人が転落して負傷し下山できない」と消防に通報がありました。

 転落したのは名古屋市緑区の33歳の男性で、およそ3時間後に救助されましたが、尻を痛めて歩けなかったということで、防災ヘリで四日市市の病院に搬送されました。男性は命に別条はありません。

 男性は5人でクライミングに来ていましたが、警察によりますと今回の大雨で濡れていて滑りやすくなっていたということで、雨上がりは注意してほしいと呼びかけています。